トリニダーからシエンフエゴスへ
トリニダーから2時間ぐらいでシエンフエゴスへ
1819年に砂糖やたばこ、コーヒーの拠点として、フランス人移民に作られた町は2005年ユネスコ世界遺産に登録された。
ほかの街に比べ、フランス風の建物が多い。
ホセ・マルティ広場周辺のコロニアルな建築物。
確かにフランスっぽい
古い建物にはクラシックカーが似合う。
途中ガイドさんがみせてくれたキューバの配給手帳
毎月配給はあるけど、10日分の食料にしかならないそう。
教育と医療は無料。医学部に行く人も多くて、17人に1人が医者なんだって!多い。
大学も無料だけど、試験は難しいので、みんなが大学に行くわけでもなく、いっても卒業できる人は30-50%ぐらいと言っていた。
兵役は男性だけ、大学いってない人は2年、大学生は1年だそう。
教育が無料のかわりに、学校卒業後、2−3年は政府の機関に配属されるそう。
お礼奉公のあとは、すきな就職先に就職もできるらしい。でも、ほとんどは政府の機関になる。(社会主義だから)
政府の機関の平均の給与は月40クックだそう。
キューバで普通の生活をするには120クック必要といわれていて、ほとんどの人が副業をしている。(あるいは革命時に外国に亡命した家族からの仕送りをもらっている場合もあるそう)副業は政府公認だそう。誰もが個人事業主になってもいいそうです。
医者だけは月60クックの給料がもらえるものの、副業が禁止されているそう。
でも、これでは生活していけないことがわかっているので、禁止はされているが、治療をうけるときに医者にチップを渡すひともおおいとか。
ガイドさんの履いていたノーブランドのスニーカーが政府の店で41クックだったそう。
給料1ヶ月分がスニーカーになったらやっていけないよ〜。
最近はメキシコから生活必需品を仕入れてきて、政府の店より安く売るという副業が流行っているそう。そういう店だと、25クックぐらいで靴が買えると言ってた。
キューバは革命前はがんばり屋さんの国だったけど、革命後はのんびり屋さんの国になりました。とガイドさんは説明していた。いくら頑張っても給料が同じだと、やはり人はなまけてしまい、生産性があがらないみたい。
例として、アメリカ統治時代は3年で国会議事堂みたいな建物をたてたのに、その修復をするのに16-7年以上たってもまだ終わってない。みたいな話をしていた。
日本みたいに資本主義国では、利益追求して、健康とか、地球環境とか無視して、やりすぎてしまうのが問題になるけど、社会主義国では、生産性がまったく上がらなさすぎるという問題がある。
地球環境とか考えてどっちがいいのか??と思うけど、中間的ないい方法はないものだろうか?
シエンフエゴスからハバマへ
この途中では、はたけではなく水田もたくさんあった。
2時間半ぐらい走ったところで、運転手さんとガイドさんのランチタイム。
ところどころにこういう道の駅っぽいのがある。でも古いのでトイレはやっぱり汚いけど、25セントチップは必要。
私たちはココナッツジュースにラム酒を入れた飲み物をのんだ。3.85クック
結構お酒きついが、暑すぎるので、かなんでかわからないが、飲むほうが元気になる感じ。
クラシックバス?止まっていた。